プレイキッズガーデンのコダワリ・場内の植栽について

お客様から、場内の植栽に関してたまに質問を受けたりします。

その中でも多いのが「この植栽、本物なんですか?」という質問。

そうです、この植栽、本物なんです。

プレイキッズガーデンには、天井からつり出された鉄のアームから、多肉植物を中心としたグリーンがレイアウトされています。

室内あそび場でありながらグリーンをセットする意味は、こどもと一緒に来場される保護者に対する「癒し」を目的としています。天井から高い位置に下がっていますので、こどもはあまり(というかほぼ)気づかないのですが、大人の目線で立ってみるとよく見えて、全体の質感を向上させる役割を果たしているのではないかと思います。こんなあそび場なら遊ばせたい、とまず保護者様に思っていただけるような演出です。

この多肉植物のディレクションは、かのSOLSOさん。店舗デザインや個人宅のガーデニングデザイン、素敵なボタニカルショップをプロデュースされていて、既成概念にとらわれず自由な発想で緑と触れ合うという、新しい植物との付き合い方を提案されている会社さんです。有名なSOLSO FARMやSOLSO HOMEなど、SOLSOが手掛けるお店はどこもナチュラルだけど個性的。恥ずかしながらそれほど大規模ではありませんが、きちんとSOLSOイズムが出ているのではないでしょうか。

床に置くとどうしても動線の問題やこどもが植物をちぎってしまったりということがあります。こどもたちのあそびの妨げにならず、SOLSOさんには全体の中であそびの妨げにならずにグリーンがきちんと主張できるようなレイアウトはないでしょうかね・・と相談させていただき、このような形になりました。

なんといってもグラフィックや壁紙、フェイクフラワーでは出せない本物であることが、こどもに対して本質的なものの良さを伝えることになるのではないか、と思っています。

気温の変化などで種子や葉が床に落ちていたりします。こどもがそれを見て「何か落ちてるよ」と聞いてくるのに対し、この植物は本物で、生きているから葉が落ちたり枯れたり、種が育って落ちてきたりするんだよ、と話しています。そこから何かのこどものヒラメキにつながればいいなあ、と思っています。

プレイキッズガーデンブログ

当施設は、『楽しいヒラメキのあそび場』をコンセプトに0歳〜小学生までの子どもが自ら考えてあそぶことを目的とした施設です。ブログではワークショップのスケジュールやあそび場の状況などをお伝えしていきます。

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