また来週、台風が来るようですね・・・先週も月曜交通機関も止まってしまいましてあそびにこれないこどもたちがいて残念でしたが、来週の台風は大きく進路がずれることを望みましょう。
さて、絵本などを読みながらゆったりとあそんでいただける「ヒラメキテント」です。画像はオープン前の設置状況。このテントですが、逗子にて活動されている相談家具屋の鈴木社長にお願いして、施設の象徴になるような、それでいて多機能な場を作りたいのですが・・・と相談し特注で製作していただきました。なにぶん一点物で現場あわせが大変そうでした。
この物体、特によじ登れるわけでもなく、遊具としての機能はほぼないのですが、実際運営がスタートして非常に多岐にわたって活躍しています。ある時は親子の飲食スペース、またある時はショーのステージ、またまたある時はワークショップの場所として、様々な目的スペースとして活用しています。
面積が狭く限られた遊具しか設置できないこのような施設の場合、玩具や遊具のある基本エリアにの一つを削ってでも、多用途で多目的に活用できるスペースが1つあった方が狭い場所を有効活用することができます。このような中規模あそび場にとっては時間や曜日に合わせて変化が可能な場所として非常に使い勝手が良いスペースとなっています。こどもが多く遊具が偏った場合などは、この場所に遊具を分散させることで混雑の緩和が可能になります。
その上、特にデコレーションのされていない生成りの素材で出来た、一段フロアが高いこの場所が、ごっこあそびでの「家」という認識になってより想像力を膨らませあそびを楽しんでくれています。他の遊び場では壁などにグラフィックが施され、ここがキッチン、ここはリビング、ここはピザ屋、などと文字や絵が描かれて決めつけられている事がままありますが、こどもはそんなに注意書きがなくともしっかりと心のフィルターを通してごっこあそびのステージを描いてくれています。
そんなに細かく決めなくても、こどもたちの目にはそれぞれ、お店やおうちがちゃんと見えています。もっとこどもの創造性を信じてあげてもいいのかな、と思ってこの形にしています。
あそび場のコンセプト「ヒラメキのあそび場」の象徴的な設備として、これからも様々な活用をしていきたいと思います。
もちろん自由にこどもたちにも楽しんでいただく予定です。あそびたいテントの遊び方があれば、ぜひスタッフにご相談くださいね。
0コメント